Nikomat FTNの再生

　祖父から譲り受け、学生時代には北海道や欧州にも持っていったフィルム式の一眼レフですが、デジカメを使い始めてからはさすがに出番がなくなり、35年間実家に置きっぱなしでした。今週末に親族が集まる予定があるので、お披露目すべく再生を図ろうと思い、とりあえず水銀電池を交換。マニュアルによると1.3Vの市販電池が使えるとあるが、入っていたMR-9も含めて代替電池はもうなく、ネットによると、①市販アダプタをかましてSR/LR44を使う(電圧1.5V)、②LR625Gなどサイズ互換品を使う(電圧1.5V)、③補聴器用のPR44を使う(電圧1.4V)、といった方法があるようでした。

　目的からしてコスト重視でいくこととし、近所の補聴器屋さんでPR44(6個入り!)を198円でゲットできたので、サイズを合わせるためマスキングテープをぐるぐる巻いて使うことにしました。

　さてさて、電池を入れてスイッチON(=巻き上げレバーを手前に引く)してみたところ、35年の時を経て露出計が動きました。感動！

　一応、これで準備完了。あとは、フィルムを買って装填するだけです。なんかノスタルジックな日曜日でした。